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  • macOSでの評価のための新機能

    教育アプリのテストを安全に実施できる、macOSのAutomatic Assessment Configurationフレームワークを紹介します。Macのシステムレベルの機能をより多く組み込んだ、柔軟に構成できるセキュアなテスト環境を、新しいAPIを活用して構築する方法を学びましょう。信頼性の高い試験体験をこれまで以上に簡単に提供できる、内蔵のシステム事前チェックとアクセシビリティコントロールの仕組みも解説します。

    関連する章

    • 0:00 - Introduction
    • 1:34 - Precondition checks
    • 3:00 - Accessibility restrictions
    • 4:33 - System experience customization
    • 9:16 - Application launch restrictions
    • 10:51 - Best practices
    • 12:35 - Next steps

    リソース

    • Automatic Assessment Configuration
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      • SDビデオ

    関連ビデオ

    WWDC26

    • App Attestによるアプリの保護
  • このビデオを検索

    Education Technologiesチームの エンジニア、Chrisです。 macOS 27のAutomatic Assessment Configurationフレームワークの 強化点をご紹介します。 このフレームワークはセキュアで ロックダウンされた環境の構築を支援し Appleデバイスで教育アセスメントや 認定試験を実施する テスト機関向けに設計されています。 このフレームワークを使用するには 制限付きの Automatic Assessment Configurationエンタイトルメントが 必要です。まだ申請していない場合は Apple Developerポータルから 申請できます。

    このセッションでは 5つの領域を取り上げます。 まず、システム前提条件です。 アセスメント開始前にアプリが 要求できる確認項目です。

    次に、アクセシビリティ制限です これらの機能が 承認された生徒のみが 利用できるよう保証します。

    その後、システムエクスペリエンスの カスタマイズです。 アセスメント中にユーザーが Macを操作する方法を調整します。

    次に、アプリケーション起動制限です アプリが設定することで 信頼できると判断した プロセスのみが アセスメント中に 実行されることを保証します。

    最後に、ベストプラクティスです Assessment Modeを最大限活用するための ヒントをご紹介します。

    このサンプルアセスメントアプリを使って このビデオで取り上げる API機能の動作をデモします。

    まず、アセスメント開始前に 実行できる 前提条件チェックを 確認しましょう。 システム前提条件チェックを 生徒が試験を開始する前に実行することは Macが堅牢な状態にあることを 確認するために重要であり 最初からアセスメントの セキュリティ要件を満たすのに役立ちます。

    アプリはSystem Integrity Protection が有効であること MacがMDM登録済みであること 1つのアカウントのみが サインインしていること アカウントが標準アカウントなど 特定のタイプであることを要求できます。 これら4つのチェックによって デバイスが堅牢で 改ざん防止状態に あることを確認します。

    さらに、アプリは Lockdown Mode とiCloud Private Relayが 無効であることを要求できます。 これら2つのチェックにより Appleの プライバシーおよびセキュリティ機能が アセスメントインフラの要件を 妨げないことを確認します。 ではサンプルアプリに 前提条件チェックを追加します。 AEAssessmentConfiguration オブジェクトのプロパティを設定することで アセスメントセッションの パラメータを定義します。 このコードスニペットはサインイン済みの ユーザーアカウントを標準アカウントに 要求します。 前提条件チェックが設定された状態で 生徒のデバイスが1つ以上の 要件を満たしていない場合 アラートが表示され 問題が生徒に通知されます。 続行前に 対処が必要な内容です。

    次に、アクセシビリティ機能の 利用可能状態の管理です。 macOSには包括的な組み込み アクセシビリティ機能が含まれています。 これらの機能は試験への 公平なアクセスを提供するために不可欠で 視覚、聴覚、運動、認知のニーズを 持つ方が サードパーティの支援ソフトウェアなしで 十分に参加できるようにします。

    デフォルトではMenu BarとDockは 非表示ですが 現在有効になっている アクセシビリティ機能は アセスメントセッション中も 引き続き機能します。

    ここでデモするように Switch Controlはアセスメント セッション開始後も動作し続けます。

    ただし、一部のアクセシビリティ機能は ユーザーが生成したコンテンツで カスタマイズできることに 注意が必要です。 そのため、承認された配慮として 必要としない生徒には それらの機能へのアクセスを 制限することが 重要なセキュリティ対策です。 この設定では1つを除いてすべての アクセシビリティ機能が許可されています。 Switch Controlの使用を 制限しています。 設定プロパティにtrueを設定しても 対応するアクセシビリティ機能が 有効になるわけではありません。 ユーザーが有効にしている場合に アセスメント中の使用を 許可するだけです。

    アセスメントセッションが開始すると Switch Controlは自動的に終了し アセスメントセッション中は 再起動できません。

    フレームワークの中でも 特に強力な領域の1つが システムエクスペリエンスの カスタマイズです。 アセスメント中に生徒がmacOSを 操作する方法を調整します。

    macOSのシステムエクスペリエンスは シームレスで 直感的な環境を提供するよう設計されており Menu Barのような 馴染み深い要素を通じて Wi-FiやVolumeなどの Menu Bar項目 DockやDictation、AutoFillなどの さまざまな入力技術 FinderとOpen・Saveファイルダイアログを 使ったファイルシステム操作などを提供します。 アプリはMenu Barを表示して 生徒がアクセスできるようにします。 アセスメント中の 必須アプリケーション機能への さらに、アプリは利用可能な Menu Bar項目をカスタマイズできます。 例えばVolumeやWi-Fiは許可しつつ 情報やコンテンツの 漏洩経路になり得る項目は 削除できます。 アセスメントセッションが Menu Barなしで どのように表示されるかは すでにデモしました。 この例では オブジェクト AEAssessmentConfigurationに 追加のプロパティを設定し Menu Barを有効にして 許可リストのmenu extrasを定義します。

    これらのmenu extrasは 強制的に有効化されるのではなく アセスメントセッション中も 引き続き利用可能な状態を維持します。 Menu Barにすでに表示されていた場合に 限ります。

    Appleメニューもカスタマイズしました。 設定オブジェクトにプロパティを 設定することで スリープメニュー項目のみを 表示するようにしています。 また、空の配列を設定することで 「このMacについて」以外の すべての項目を 非表示にすることもできます。

    アセスメントセッションが始まると アプリのメニュー項目が表示され Menu Bar項目は 指定した許可リストに 絞り込まれます。 Appleメニューを選択すると コンテンツが フィルタリングされていることがわかります。

    次に、無効にしたい入力方法をいくつか 確認しましょう。 生徒に意図せずヒントや 正解を提供してしまう可能性があるものです。 Dictationは自動的に 正しいスペルを生成します。 絵文字ピッカーは 検索可能な記号ライブラリを公開します。 構造的な入力は 文字の組み立てに関するヒントを 露出させ、記憶力を試す アセスメントを回避する恐れがあります。

    AutoFillはContactsなどのソースから 回答、メモ、参考資料を 回答フィールドに 事前入力できます。 これらの入力方法を制限するには AEAssessmentConfiguration オブジェクトで 各プロパティをfalseに設定します。 これによりメニューから非表示になり 通常これらをサポートするUIコントロールでも 使用できなくなります。

    入力制限が有効な状態では AutoFill、Dictation および絵文字と記号の メニュー項目がEditメニューから消えます。 Dockもアセスメントセッション中に 有効にしたい 価値あるシステムエクスペリエンスです。 生徒に明確でフォーカスされた 作業環境を提供し アプリを簡単に見つけて 切り替えられるようにします。 このコードスニペットではallowsDockを trueに設定することで フィルタリングされたDock エクスペリエンスを有効にしています。 アセスメント中、Dockには 許可されたアプリのみが表示され 生徒がそれらを見つけて切り替えるための 集中した作業環境を提供します。

    アセスメントセッションに入ると 常に表示されるFinderとゴミ箱の アンカー要素に加えて セッションで許可された アプリのみが表示されます。 ただし、Finderが表示されていても 参加者として明示的に追加されない限り アクセスはできません。 アセスメントアプリが特定のファイル とのやり取りを必要とする場合 Finderへのアクセスを 許可して 標準のOpenとSaveダイアログを 利用することもできます。 これらは一貫性があり直感的な方法で ファイルの閲覧、整理 およびmacOS全体での アクセスを提供します。 次に、Finderをアセスメントセッションの 参加者として追加します。 AEAssessmentConfiguration オブジェクトの allowedDirectoriesAndFiles プロパティを使って Documentsディレクトリを 許可リストに追加できます。 これにより生徒がサンプルアセスメント アプリで 下書きメモを保存できます。 この同じ設定は ディレクトリもフィルタリングします。 標準のOpenとSaveパネルで 利用可能なファイルも同様です。

    生徒が下書きメモを 保存しようとすると 標準のSaveパネルが表示されますが 許可リストに登録された ディレクトリのみが 保存先として 利用できます。

    Finderウィンドウを開くと 同じフィルタリングされたアクセスが表示され 許可リストのディレクトリには 生徒が保存した 下書きファイルが 含まれています。

    もう1つの制御レイヤーについて 説明します。 アセスメント中に実行を許可する プロセスの制限です。 アセスメントアプリの実行に 不可欠でないプロセスは アセスメントセッションの 整合性に脅威をもたらす可能性があります。 画面コンテンツのキャプチャや キーストロークのログ記録 外部へのデータ送信 またはその他のシステムとの インタラクションにより セキュアなテスト環境を 損なう可能性があります。 そのため、許可するプロセスを アセスメントアプリと 許可リストに登録した参加者アプリのみに 制限することを検討してください。 さらに、ShortcutやAutomatorアクションも シャットダウンして 実行をブロックできます。 allowOnlyParticipantsToRunをtrueに 設定すると アセスメント開始時に 不要なプロセスを シャットダウンするよう システムに指示します。 これを有効にすると メインのアセスメントアプリと 明示的に許可リストに追加した 参加者 および必須のシステムプロセスのみが 実行を許可されます。 allowsUserScriptExecutionもfalseに 設定することで ShortcutとAutomatorスクリプトの 実行を防ぎます。

    アセスメント開始前は SafariとNotesが動作しており 長時間実行のShortcutも 動いています。 しかし、アセスメント開始後は サンプルアセスメントアプリのみと 許可リストの参加者である Finderだけが動作しています。 Shortcutを含むユーザーが 起動したバックグラウンドプロセスは すべて停止され、セキュアな試験中は アクセスできません。

    Assessment Modeを 初めて採用する場合も 既存の統合を 強化する場合も すべてのデベロッパが検討すべき ベストプラクティスがあります。

    これらの実践はフレームワークの 採用方法 受験者のエクスペリエンスの 設計方法 そしてmacOSリリースをまたいでアプリを 良好に動作させ続ける方法に役立ちます。

    深いシステム統合を活かして Assessment フレームワークに システム環境のセキュリティを 任せましょう。 独自の同等機能を 実装したくなる衝動を抑え フレームワークのAPIを直接採用して 維持してきた 冗長なコードを削除しましょう。

    アセスメントが実際に必要とする 最小限の制限のみを設定してください。 追加した制限は受験者の エクスペリエンスを損なうことがあるため 許可的な設定から始めて 慎重に絞り込みましょう。

    アクセシビリティはアセスメントの 文脈では必須要件として扱うべきです。 すべての生徒が公平な テスト体験を受ける権利があるため 支援技術に対応するよう 最初からアプリを設計し 後から例外として 切り出すのではなく対応しましょう。

    AACが初めての場合は セッションの遷移が begin・end session APIを呼び出した 瞬間には起きないことに注意してください。 フレームワークの遷移コールバックに 登録して それらのイベントでアプリの状態を 管理することで セッションが実際に開始、終了 または予期せず終了した タイミングを常に把握できます。

    リリースされた当日に毎回macOSベータで アプリを再検証することが重要です。 フルのアセスメント テストマトリクスを実行し Feedbackレポートをすぐに 提出してください。 リリースまで待ってから リグレッションを発見すると ユーザーも同時に 発見することになります。

    可能性をご覧いただいたところで アセスメントアプリを 次のレベルに引き上げるための 次のステップを検討してください。 システム事前チェックを使用して アセスメント開始前に デバイスの整合性を検証します。 アクセシビリティ機能を有効にして すべてのユーザーに 公平なアセスメント体験を提供します。

    Menu Bar項目、Dock、ファイルシステム へのアクセスをカスタマイズすることで 馴染みやすく直感的な エクスペリエンスを提供します。

    不要なプロセスをブロックして アセスメントの実行環境を セキュアに保ちます。

    そして最後に、macOS上で 実際の試験ワークフローを使って アセスメントソリューションをテストします。

    教室用のクイズアプリを 構築する場合も 全国規模の 標準化テストプラットフォームの場合も macOSのフレームワーク AutomaticAssessmentConfigurationは システムセキュリティの前提条件を 検証するツールを提供します。 アクセシビリティの 配慮を調整し ユーザーエクスペリエンスを カスタマイズし 実行環境をロックダウンする これらすべてを、ニーズに合わせて 調整可能な単一の統合APIで実現します。 これらの新機能を使って より安全で より包括的で洗練された アセスメント体験を 世界中の生徒に届けてください。 ご視聴ありがとうございました。

    • 2:30 - Set up precondition checks

      import AutomaticAssessmentConfiguration
      
      func makeAssessmentConfiguration() -> AEAssessmentConfiguration {
          let configuration = AEAssessmentConfiguration()
      
          configuration.allowLockdownMode = false
          configuration.allowPrivateRelay = false
          configuration.requiresSIP = true
          configuration.requiresManagedDevice = true
          configuration.requiresSingleUser = true
          configuration.requiresUserAccountType = .standard
      
          return configuration
      }
    • 4:01 - Restrict accessibility features

      import AutomaticAssessmentConfiguration
      
      func makeAssessmentConfiguration() -> AEAssessmentConfiguration {
          let configuration = AEAssessmentConfiguration()
      
          configuration.allowsAccessibilityVoiceOver = true
          configuration.allowsAccessibilitySwitchControl = false
          configuration.allowsAccessibilityAlternativeInputMethods = true
          configuration.allowsAccessibilityBackgroundSounds = true
          configuration.allowsAccessibilityHoverText = true
          configuration.allowsAccessibilityLiveSpeech = true
          configuration.allowsAccessibilitySpokenContent = true
          configuration.allowsAccessibilityVoiceControl = true
          configuration.allowsAccessibilityZoom = true
      
          return configuration
      }
    • 5:32 - Customize the Menu Bar items

      import AutomaticAssessmentConfiguration
      
      func makeAssessmentConfiguration() -> AEAssessmentConfiguration {
          let configuration = AEAssessmentConfiguration()
      
          configuration.allowsMenuBar = true
          configuration.allowedMenuBarItems = [
              .battery,
              .clock,
              .volume
          ]
          configuration.allowedAppleMenuItems = [
              .sleep
          ]
      
          return configuration
      }
    • 7:01 - Define input restrictions

      import AutomaticAssessmentConfiguration
      
      func makeAssessmentConfiguration() -> AEAssessmentConfiguration {
          let configuration = AEAssessmentConfiguration()
      
          configuration.allowsDictation = false
          configuration.allowsAutoFill = false
          configuration.allowsStructuralInput = false
          configuration.allowsEmojiKeyboard = false
      
          return configuration
      }
    • 7:38 - Enable dock appearance

      import AutomaticAssessmentConfiguration
      
      func makeAssessmentConfiguration() -> AEAssessmentConfiguration {
          let configuration = AEAssessmentConfiguration()
      
          configuration.allowsDock = true
      
          return configuration
      }
    • 8:35 - Set allowed directories and files

      import AutomaticAssessmentConfiguration
      
      func makeAssessmentConfiguration() -> AEAssessmentConfiguration {
          let configuration = AEAssessmentConfiguration()
      
          configuration.allowedDirectoriesAndFiles = [
              URL(fileURLWithPath: "~/Documents/")
          ]
      
          return configuration
      }
    • 9:58 - Set application launch restrictions

      import AutomaticAssessmentConfiguration
      
      func makeAssessmentConfiguration() -> AEAssessmentConfiguration {
          let configuration = AEAssessmentConfiguration()
      
          configuration.allowOnlyParticipantsToRun = true
          configuration.allowsUserScriptExecution = false
      
          return configuration
      }
    • 0:00 - Introduction
    • An overview of the Automatic Assessment Configuration framework in macOS 27, which creates a locked-down testing environment, and a preview of the five areas covered.

    • 1:34 - Precondition checks
    • Require a hardened device before an exam starts — System Integrity Protection, MDM enrollment, a single signed-in standard account, and disabled Lockdown Mode and iCloud Private Relay.

    • 3:00 - Accessibility restrictions
    • Control which built-in accessibility features stay available during a session, allowing approved accommodations like Switch Control while restricting features that accept user-generated content.

    • 4:33 - System experience customization
    • Tailor how students interact with macOS during an assessment by customizing the Menu Bar and its items, the Dock, input technologies like Dictation and AutoFill, and Finder access.

    • 9:16 - Application launch restrictions
    • Restrict which processes run during an assessment to your app and allowlisted participants, and block Shortcuts and Automator script execution to protect the testing environment.

    • 10:51 - Best practices
    • Recommendations for adopting the framework: rely on its APIs rather than building equivalents, restrict only the minimum required, treat accessibility as a requirement, and register for session transition callbacks.

    • 12:35 - Next steps
    • Ways to take your assessment app further — validate device integrity with pre-checks, enable accessibility for an equitable experience, customize the system experience, block non-essential processes, and test with real exam workflows.

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