アプリのパフォーマンスの測定
App Store Connectのアナリティクスを使って、ユーザーがアプリやゲームをどのように見つけて利用しているかを把握しましょう。このデータを活用すれば、アプリ体験をさらに向上させ、App Store上でビジネスを成長させることができます。
App Store Connectのアナリティクスを使って、ユーザーがアプリやゲームをどのように見つけて利用しているかを把握しましょう。このデータを活用すれば、アプリ体験をさらに向上させ、App Store上でビジネスを成長させることができます。
ユーザーがどのようにアプリやゲームを見つけてダウンロードするかを把握し、マーケティング施策の改善に活用しましょう。ユーザー獲得データは、iOS、iPadOS、macOS、tvOS、visionOS向けのアプリで利用できます。
アプリやゲームが何回ダウンロードされたかを知るには、アナリティクスの「概要」セクションで合計ダウンロード数をご確認ください。このメトリックには、アプリの初回ダウンロード数と再ダウンロード数が含まれます。初回ダウンロードとは、ユーザーがアプリやゲームを初めてデバイスにダウンロードする場合を指し、再ダウンロードとは、以前にアプリやゲームをダウンロードしたことがあるユーザーが、同じアプリやゲームを再びデバイスに追加する場合を指します。テリトリ、デバイス、ソース別の内訳を詳しく確認できます。
ダウンロード元を詳しく把握するには、「獲得」セクションのソースページをご確認ください。このページには、App Storeの閲覧、App Storeでの検索、参照元アプリ、参照元Webサイトなど、ソース別の内訳をまとめたダウンロードデータが表示されます。これにより、見つけやすさの向上施策の効果やマーケティングチャネルの有効性を評価できます。ユーザー獲得ソースの測定について詳しく
コンバージョン率は、App Storeでアプリが閲覧された後にダウンロードされた割合の把握に役立ちます。ユニークインプレッション数に対する合計ダウンロード数の割合として算出されます。合計ダウンロード数には初回ダウンロード数と再ダウンロード数の両方が含まれ、ユニークインプレッション数は、特定の日にApp StoreまたはApple Gamesアプリ上でアプリアイコンを見たユーザー数を表します。たとえば、特定の日にアプリのユニークインプレッション数が100で合計ダウンロード数が50だった場合、コンバージョン率は50%になります。
パフォーマンスを経時的に測定し、ソースタイプ別にデータを表示することで、どのソースが最も高いコンバージョン率につながっているかを把握したり、特定のソースでフィルタして詳細を確認したりできます。このデータにより、プロダクトページの変更(アプリアイコンを新しくするなど)がコンバージョン率にどのように影響するかを理解できます。また、ピアグループのベンチマークを使って類似するアプリやゲームとコンバージョン率を比較すれば、パフォーマンスが低い場合に対策を講じることができます。
App Storeで利用している機能の成果を測定しましょう。
ソーシャルメディア、Eメール、有料広告、クロスプロモーションなど、さまざまなチャネルでのマーケティングにキャンペーンリンクを含めることで、最も効果的な施策を把握できます。キャンペーンリンクを用いたマーケティングによってユーザーをApp Storeのプロダクトページに誘導し、アプリやゲームのダウンロードを促すことができます。さらに、別の文言、コールトゥアクション、アイコン、キャラクター、スクリーンショットを使用した広告など、複数のマーケティングクリエイティブのリンクを作成すると、どのクリエイティブでダウンロードがより多く発生しているかを調べることができます。特定のキャンペーンで使用した要素がより高いコンバージョンにつながる場合、それらをカスタムプロダクトページやプロダクトページの最適化テストで使用することもできます。個別のキャンペーンのパフォーマンスをさらに詳しく知るには、コンバージョン率を確認し、キャンペーン別にフィルタします。
アプリが公開される前に、App Storeで予約注文を受け付けることができます。予約注文したユーザーのデバイスには、リリース時にアプリが自動的にダウンロードされます。アプリやゲームの予約注文を受け付けている間は、アナリティクスには受領した予約注文数が表示されます。アプリがApp Storeで公開されると、予約注文で生じたダウンロード数や売上を確認できます。
iOS、iPadOS、macOS、tvOS、visionOS向けアプリのアクティブなデバイス数、セッション数、リテンション率といった使用状況、さらにはユーザー獲得ソースを測定できます。使用状況データには、診断や使用に関する情報を共有することに同意しているユーザーのデータのみが含まれます。
ユーザーがアプリやゲームを使用する頻度を把握するには、アクティブなデバイス数とセッション数メトリックを確認します。セッション数は、アナリティクスのメトリックページで確認できます。このデータを、さまざまなディメンションで表示またはフィルタすると、さらに詳しい情報を得ることができます。以下はその例です。
リテンション率は、アプリやゲームがダウンロード後の数日間に使用されたデバイスの割合です。このデータは、ユーザーがアプリやそのコンテンツを継続して利用しているかどうかを判断する際に役立ちます。リテンション率が低い場合は、オンボーディングの内容を変更し、ユーザーがアプリを理解しやすくなるようにしたうえで、リテンション率が改善するかどうかを確認しましょう。このデータをフィルタすると、さらに詳しい情報を得ることができます。以下はその例です。
iOS、iPadOS、macOS、tvOS、visionOSにおけるアプリおよびアプリ内課金の日毎のパフォーマンスを測定できます。ユーザーがApp Store、Apple Gamesアプリ、デベロッパのアプリやゲーム内でトランザクションを開始すると、収益性データが記録されます。iMessageアプリやステッカーパックのデータは、iOSに関連するデータであることに注意してください。
その他のリソース:
App Storeが提供するパワフルなコマースシステムを使用すると、Appleの各種プラットフォームから、デジタル商品、コンテンツやサービスを世界中の人々に簡単に届けることができます。概要ページには、収益、購入ユーザー、売上など、アプリ内課金に関連するデータの概要が表示されます。このデータは、指定した期間内にアプリ全体/アプリ内、App Store、Apple Gamesアプリで行われたすべてのアプリ内課金に基づきます。このデータを表示またはフィルタすると、さらに詳しい情報を得ることができます。以下はその例です。
アプリに関連付けて提供しているアプリ内課金やバンドルの売上の合計を表示するには、「売上」セクションを選択します。売上メトリックは前月の為替レートのローリング平均に基づき米ドルで提供され、払い戻しの金額が差し引かれます。売上の合計は、Appleがユーザーに請求し、支払いを受け取ったときではなく、ユーザーがトランザクションを開始したときに計上されるのでご注意ください。
「売上」セクションには、選択した期間の売上の合計や、過去の特定期間に対する変化の割合(たとえば、前月の売上に対する今月の売上の比較)が表示されます。また、1日あたりの売上を示したグラフも表示されます。このデータを異なるディメンションで表示またはフィルタすると、さらに詳しい情報を得ることができます。以下はその例です。
購入ユーザーとは、アプリ、ゲーム、またはアプリ内課金を購入した、Apple Accountに基づくユニークユーザーを意味します。購入ユーザー一人あたりの収益を確認するには、「メトリックス」タブで「収益」を選択し、このデータと購入ユーザー数を比較します。このデータが、アプリのさまざまなバージョンで変動しているかどうかを確認することで、アプリへの更新がユーザーによる購入に影響を与えた可能性があるかどうかを知ることができます。このデータを異なるディメンションでフィルタして、さらに詳しいインサイトを得ることもできます。以下はその例です。
ピアグループのベンチマークでは、App Store上のアプリのカタログ全体から得られるデータに基づいて、アプリをカテゴリ、ビジネスモデル、ダウンロード数で分類し、プライバシーを保護しながら正確かつ関連性の高い方法で比較を行うことができます。App Storeで配信されている類似のアプリと主要なメトリック(コンバージョン率、リテンション率、クラッシュ率、購入ユーザー一人あたりの平均収益など)を比較し、理解を深めることで、アプリのパフォーマンスを相対的に把握できます。ピアグループのベンチマークメトリックは週単位で表示され、アナリティクスのアプリに関する標準メトリックと同じ方法で定義されます。
ピアグループは、アプリのパフォーマンスを最も関連性の高いベンチマークと比較できるよう、以下のようなさまざまな属性に基づき作成されます。
改善したい具体的なメトリックがある場合は、プロダクトページの最適化、カスタムプロダクトページ、およびTestFlightなど、App Store Connectの便利なツールや機能を活用して対処できます。以下のような対処方法の検討をお勧めします。
コンバージョン率は、ユーザーがApp Storeでアプリを閲覧した後にダウンロードした割合を把握するのに役立ちます。コンバージョン率が高いほど、効率的にユーザーを獲得できていることになります。たとえば、一定期間内にApp Storeにおいて100台のデバイスでアプリが閲覧され、25人がダウンロードまたは再ダウンロードした場合、コンバージョン率は25%となります。このメトリックを改善するには以下のような方法が挙げられます。
アナリティクスには収益性に関連する3つのベンチマークが用意されており、ビジネスのパフォーマンスの評価に役立ちます。これらのベンチマークから得られたインサイトを統合することで、パフォーマンスが優れている点や改善の余地の有無を把握できます。平均を下回っている場合は、次のような対応を検討しましょう。
クラッシュ率は、選択した期間において発生したクラッシュのセッションあたりの平均回数です。たとえば、選択した期間中にアプリでクラッシュが10回発生し、セッション数が100だった場合、クラッシュ率は10%になります。このメトリックを改善するには以下のような方法が挙げられます。
リテンション率は、一定期間内にユーザーがアプリを再び使用した頻度を示すものです。具体的には、ダウンロード後の一定期間(たとえば30日間)にアプリを起動したデバイスの台数を、同じ日にアプリをダウンロードし、その期間内にアプリを起動したデバイスの合計台数で割って算出します。たとえば、5月1日にアプリが100台のデバイスに初回ダウンロードされ、5月8日に20台のデバイスで1セッション以上が引き続きアクティブである場合、7日後(5月8日)のリテンション率は20%です。
月次の収益の合計、販売されたユニット数の合計、さらにはテリトリ別の支払いの詳細を確認できます。収益はご利用の銀行口座の通貨で分散されます。この情報を月次レポートとしてダウンロードするには、「レポートを作成」ボタンをクリックします。App Store Connect APIまたはReporterを使うと、このプロセスを自動化できます。
支払いが銀行に振り込まれるまで、ページの上部には推定収益合計が表示されます。振り込みが完了すると、ページの上部に「収益合計」が表示され、該当の地域およびレポート期間で支払われた最終収益が反映されます。実際に受け取る金額は、決済時の外国為替レートの変動や適用される源泉徴収税の変更に応じて変わる可能性があります。
詳しくは、App Store Connectヘルプの「支払いの受け取り」をご参照ください。
Appleでは、Appleの各製品およびサービスにプライバシー保護機能を組み込んでいます。これは、App Store Connectにおけるアナリティクスについても同様です。アプリの使用状況およびApp Clipメトリックには、診断および使用状況の情報をアプリデベロッパに共有することに同意したユーザからのデータのみが含まれます。プライバシーを保護するため、参照元アプリ、参照元Webサイト、キャンペーンリンクなど特定のソースに関するデータをアナリティクスに表示するには、最小しきい値を満たす必要があります。これらのプライバシー保護は、サブスクリプションおよびコホートビューを含むアナリティクス全体に適用されます。ピアグループのベンチマーク値は、差分プライバシーを使用して作成します。これは、グループに含まれる個々の値を非公開のまま保つための最適な手法です。ピアグループのベンチマークには、アプリデベロッパとアプリの解析情報を共有することに同意したユーザーからのアプリの使用状況データのみが含まれます。該当する場合、ピアグループのベンチマークにはApple独自のアプリも含まれるため、特定のカテゴリ、ビジネスモデル、ダウンロード数におけるパフォーマンスをより包括的に把握できます。